台湾で頼清徳・新総統が就任したことを受けて、アメリカに駐在する台湾の代表は、中国の脅威にさらされる中で、アメリカや日本などとの連携を重視する姿勢を示しました。

アメリカ・ワシントンで21日、台湾の頼清徳・新総統の就任の祝賀会が開かれました。去年12月に着任した台湾の兪大ライ(※)駐米代表は、中国の脅威にさらされる中で、民主主義を守るためにアメリカや日本などとの連携を重視する姿勢を示しました。

台湾・兪大ライ駐米代表
「台湾が中国の脅しを受けているのは我々が自由と民主主義を選択したからです。私の役目は超党派の支持を得ているすばらしい米台関係を維持することですし。アメリカだけでなく、日本も国際的な協力拡大に大きく貢献してくれている。そうした国々に感謝しています」

また、兪代表は、バイデン大統領とトランプ前大統領の再対決の構図となったアメリカの大統領選挙の行方について、「台湾は民主党・共和党のどちらの党との関係も強固で、どの候補が勝利しようとも米台関係は引き続き発展するでしょう」と話しました。

※「ライ」は、サンズイに「雷」

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