シンガポール航空の旅客機が乱気流に巻き込まれて1人が死亡した事故で、シンガポール当局はタイに調査員を派遣して、くわしい原因を調べる方針。

ロンドン発シンガポール行きの旅客機は21日、激しい乱気流に巻き込まれ、タイ・バンコク近郊の空港に緊急着陸した。

タイ当局などによると、乗客乗員229人のうち、乗客のイギリス人男性が心臓発作とみられる症状で死亡し、71人がけがをしたという。

乗客「物や人の持ち物、クッション、ティーカップ、皿など、何でも機内を飛び交っていた」

シンガポール航空は、乗客・乗員143人が、22日朝の臨時便でシンガポールに到着したと明らかにした。

AP通信は、旅客機が3分間で約1800メートル急降下したと伝えていて、シンガポールの運輸安全調査局は、タイに調査員を派遣して、くわしい原因を調べる方針。

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