AIの持続可能な発展や規範などについて話し合う国際会議が韓国で開催され、AIの安全性と革新性を追求することの重要性を盛り込んだ宣言が採択されました。

21日に開かれた「AIソウル首脳会議」は去年11月にイギリスで開かれた「AI安全サミット」に続くもので、日本を含むG7=主要7か国や、EU=ヨーロッパ連合のほか、グーグルやサムスンなどの企業の代表者らが参加しました。

AI技術が前例のない速度で発展し、「ディープフェイク」による虚偽のニュースなど技術の進化の副作用に対する懸念が高まるなか、会議ではAIの安全性と革新性を追求することの重要性を盛り込んだ「ソウル宣言」が採択されました。

会議をイギリスのスナク首相と共同で主催した尹錫悦大統領は、「AIの危険性と機会をバランスよく扱うべきだという基本方針を共有することができた」としています。

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