北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記の妹・与正(ヨジョン)氏が、ロシアへの輸出を目的とした武器開発との指摘について、「荒唐無稽な臆測」と否定した。
金総書記は5月に入って、放射砲の発射実験に立ち会ったり、戦術ミサイルの移動式発射台の視察などを繰り返しており、韓国の専門家などから、武器の開発はロシアへの輸出が目的との見方が出ている。
与正氏は17日に発表した談話で、これらの見方を「最も荒唐無稽な臆測」と否定したうえで、「われわれの軍事技術力をどこにも輸出、または公開する意向はない」と強調した。
そして、公開した戦術兵器の使命は韓国を攻撃することにあると主張した。
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