パレスチナ人が故郷を失った「ナクバの日」に合わせ、日本の大学で反イスラエルのデモが行われました。学生らはパレスチナの解放を訴えています。

 東京大学では16日、パレスチナ人がイスラエル建国によって故郷を奪われた「ナクバの日」の15日に合わせ、学生らによるデモが行われました。

 デモには約500人が参加してパレスチナの解放などを訴え、イスラエルの行動を「虐殺だ」と非難しました。

参加した学生
「日本で安全に教育を受けている学生として、その特権を何かに使わなければならないと思っていますし、ガザのために何かできることがあればしなきゃと思っています。それで来ました」

 東京大学の学生団体はアメリカの学生運動に触発され、先月の26日から構内にテントを張ってイスラエルによるパレスチナへの攻撃に反対する抗議活動をしています。

東大駒場パレスチナ連帯キャンパス運営委員会 八十島士希さん
「僕らもアメリカだけではなく日本からも同じように声を上げていくことで、ガザにおける虐殺を止めることができるのではないかと考えています」

 デモを主催した東京大学の学生団体は、大学側にイスラエルの大学との提携関係を絶つことなどを求めていて、応じるまで抗議を続けるとしています。

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