ミャンマーで実権を握る国軍と戦闘を続けている民主派勢力の幹部らが来日し、日本への支援を求めた。
KNU(カレン民族同盟) ソー・ニムロド外務長官「われわれが会った日本人とミャンマー人には、ミャンマーが早く平和になり、民主的な連邦制国家になるようにという共通の言葉があります」
民主派勢力の組織「国民統一政府」の閣僚や少数民族の代表らが15日、都内で会見を開いた。
ミャンマーでは3年前のクーデター以降、国軍の武力弾圧により犠牲者や避難民が増え続けている。
一方、少数民族の武装勢力も一部地域で攻勢を強めていて、4月には、タイとの国境にある国軍の貿易拠点を占拠するなどしている。
民主派勢力の幹部らは避難民が300万人を超える現在の危機的な状況を伝えたうえで、医療や教育などの分野での協力や、軍が政治に一切関わらない民主的な連邦制国家の樹立に向けた支援を求めた。
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