ロシア軍が攻勢を強めるウクライナ東部のハルキウ州でウクライナ軍が国境の都市から事実上、撤退しました。戦況の悪化を受け、ゼレンスキー大統領は外遊を取り止めています。

 ウクライナメディアはハルキウ州のロシアとの国境都市・ボフチャンスクなど2つの地域からウクライナ軍が後退し、事実上、撤退したと報じました。

 ウクライナ軍参謀本部は「兵士の命を守り、損失を避けるために、より優位な位置に移動した」と説明しています。

 ロシア軍は10日以降、国境を越えてハルキウ州に侵入し、攻勢を強めていました。

 戦況の悪化を受け、ゼレンスキー大統領の報道官は「大統領から今後、数日間の海外の予定をすべて延期するよう指示を受けた」と明らかにしました。

 ゼレンスキー大統領はスペインとポルトガルを近く訪問すると報じられていました。

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