生成AI「ChatGPT」の開発で有名なオープンAIが、人間とほぼ同じスピードで音声会話ができる新たなモデルを発表した。

動画は、アメリカのオープンAIが13日に発表した新たな対話型AI「GPT-4o」と人が会話している様子。

男性「やぁ、チャットGPT。こちらはマークです。元気?」
GPT-4o「やぁマーク、わたしは元気よ、ありがとう。あなたは元気?」

処理スピードが大幅に向上し、まるで人間を相手に会話をしているような滑らかさ。

さらに、AIが声の抑揚やスピードをつけることによって、感情を表現することも可能に。

男性「もっと最大限感情を込めてほしい!」
GPT-4o「わかったわ。最大限にドラマチックにね。むかし、あるところに~! わたしたちとあまり変わらない世界があった」、「ハ~...バイトは~ロボットの友達を見つけた。そしてひっそりと暮らしていた~」

これらの会話について、アメリカで生まれ育った英会話講師は、驚きの声を上げた。

アメリカに22年居住歴あり Joyn Star・伊藤彩夏さん「普通の人と話しているような感じで、感情があるような感じがして面白かった。そんなに違和感はなかった。AIとのやりとりが結構ナチュラルで、自然な会話をしていてびっくりしました」

新しいAIは、日本語を含む50の言語に対応。
文章などでのやり取りは14日から順次、音声を使用した機能は有料会員から先行して数週間以内に使えるようになるという。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。