大谷翔平選手の元通訳、水原一平被告は日本時間の15日、アメリカで銀行詐欺の罪で起訴されたことについて罪状認否に臨む予定です。形式的に有罪答弁を避ける見込みです。

 水原被告は、大谷選手の銀行口座から無断で1700万ドル近くを不正に送金した銀行詐欺と納税書類を偽った罪でアメリカの連邦検察によって起訴されました。

 すでに水原被告は有罪を認める司法取引に合意していますが、現地時間14日(日本時間15日)の罪状認否では形式的に有罪答弁を避ける見込みです。

 担当裁判官が重罪事件の有罪答弁を受けられないためで、水原被告の弁護士は次回の期日に有罪答弁をするとしています。

 数週間から数カ月後に裁判官によって刑が言い渡されることになりますが、専門家は司法取引に応じたことで禁錮6、7年程度の刑になると予想しています。

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