アメリカ政府は10日、ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナに対して、4億ドル、日本円で約620億円の新たな軍事支援を発表した。

新たな軍事支援は地対空ミサイルシステム「パトリオット」のミサイルやスティンガー対空ミサイルなどが含まれ、約620億円相当になる。

ブリンケン国務長官は声明で「ウクライナにとって緊急に必要とされる能力が含まれている」とした上で、ウクライナを支援する方針は揺るぎないとの考えを強調した。

アメリカ政府の軍事支援は議会の対立から一時滞り、ウクライナ軍の弾薬不足などが指摘されていた。4月に緊急予算が成立して以降は、過去最大規模の60億ドルの軍事支援を発表するなど、早期の立て直しを図っている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。