ロシアと国境を接するウクライナ北東部ハルキウ州でロシア軍が攻勢を強め、ウクライナ領内に1キロ進軍したとロイター通信が伝えました。

ウクライナ国防省は10日、北東部ハルキウ州でロシア軍が砲撃を強めるなどし、ウクライナ側の防衛線を突破しようとしたと発表しました。現時点では撃退できているものの、戦闘が続いていて、防衛を強化するために追加の部隊が派遣されたとしています。

一方、ロイター通信はウクライナ軍の情報筋の話として、ロシア軍がハルキウ州で1キロ進軍したと伝えました。

ロシア軍は緩衝地帯の設置を目指していて、ウクライナ軍を国境から10キロの地点まで後退させようとしているということです。

ハルキウ州当局者によりますと、国境近くの地域では大規模な攻撃があり、死傷者が出ていて、住民への避難が呼びかけられています。

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