EU=ヨーロッパ連合は、凍結したロシアの資産から得た利子を、ウクライナ支援に活用することで大筋合意した。

EUは8日、加盟国の大使級会合を開き、経済制裁の一環として凍結したロシアの資産から得た利子を、ウクライナの支援に活用することで大筋合意した。

議長国のベルギーがSNSに投稿し明らかになったもので、ウクライナの軍事支援や復興援助に充てられる。

EUによると、ロシアの凍結資産から毎年30億ユーロ、日本円で約5000億円の利子収入を得ているという。

EUの首脳は2024年3月、凍結資産の活用について、議論を前進させることで合意していた。

一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は、利子だけではなく、資産そのものを支援に充てるよう呼び掛けている。

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