イランの無人航空機などによる攻撃を受けて発射されたイスラエルの迎撃システム=イスラエル南部アシュケロンで4月14日、ロイター

 イスラエル軍のハガリ報道官は14日未明の記者会見で、イランがイスラエルへ向けて発射した無人航空機(ドローン)やミサイルの大部分を迎撃したと明らかにした。イランによる攻撃では、これまでに少女1人が負傷したほか、軍事施設1カ所が小規模な被害を受けたという。

 ハガリ氏によると、イランの攻撃はドローンと巡航ミサイル、弾道ミサイルによるもので、合計200発を超えるものだった。イスラエル側の迎撃は米国などの支援も受けて実施し、巡航ミサイルのうち10発以上はイスラエル国外で撃墜したという。

 ハガリ氏は「イランの攻撃はいまも続いている。今夜の攻撃は事態を大幅に激化させるものだ」と語った。【カイロ金子淳】

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