イスラエルは5月8日、レバノン南部で激しい空爆を実施し、レバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラはイスラエルの標的に対しドローン(無人機)とロケット弾による攻撃を行った。写真はレバノンとイスラエルの旗。4月24日撮影のイメージ写真(2024年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)
イスラエルは8日、レバノン南部で激しい空爆を実施し、レバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラはイスラエルの標的に対しドローン(無人機)とロケット弾による攻撃を行った。
パレスチナ自治区ガザの武装組織「イスラム聖戦」の軍事部門クッズ旅団によると、イスラエルの攻撃でパレスチナ人戦闘員3人が死亡した。ヒズボラによると、同組織でも少なくとも1人の戦闘員が死亡した。
レバノンの治安筋は、イスラエルの攻撃により3人が死亡したとしたと述べた。
ヒズボラとイスラエルの戦闘は昨年10月以降、イスラム組織ハマスとイスラエルのガザでの戦闘と並行して続いている。
イスラエル軍はレバノン南部のヒズボラの軍事施設やインフラを攻撃したと発表した。
ヒズボラは国境沿いのイスラエルの町ヤアラにある軍司令部にドローン、ビラニットの基地にロケット弾を発射したと発表した。
イスラエルのガラント国防相は同国北部を訪問し、部隊に任務は完了していないと述べた。同氏の事務所が公開した動画で、今夏に攻撃を強化する可能性を示唆した。
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