大谷翔平選手の元通訳・水原一平容疑者(39)が、銀行詐欺などの罪を認め有罪答弁の司法取引が成立したと、アメリカの連邦検察が発表しました。

 連邦検察によりますと、水原一平容疑者は、違法スポーツ賭博のために大谷翔平選手の口座からおよそ1700万ドル=26億円余りを、不正に送金した銀行詐欺の罪を認めました。

 また、嘘の納税申告書を作成し、410万ドル=6億円余りの所得を申告していなかった罪も認めたということです。

 8日に提出された司法取引の合意書の中には、水原容疑者が歯の治療を装って、6万ドル=900万円ほどをだまし取った新たな手口も記載されています。

 連邦検察官は「被害額は甚大で、正義の鉄槌を下すことに全力を尽くす」とコメントしています。

 罪状認否は日本時間15日に予定されています。

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