ブラジル南部で先月末から降り続く大雨による死者が80人を超えました。また、行方不明者も111人に上り、被害が拡大しています。

 ブラジル南部リオグランデドスル州では先月末から大雨が降り続き、広い範囲で洪水が発生するなど被害が広がっています。

 地元当局によりますと、これまでに少なくとも83人が死亡し、111人が行方不明になっています。

 また、土砂崩れや橋が流されるなどしていて、およそ13万人が避難を余儀なくされています。

 水力発電所のダムが一部崩壊し、停電や断水も続いています。

 地元の気象当局は10日から再び大雨になるとしていて、被害がさらに拡大する恐れがあります。

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