福島第一原発の処理水海洋放出を巡り、外務省は、日中の専門家間の対話を18日に中国・北京で開催したと発表しました。

外務省によりますと対話には日本側から外務省や東京電力などの担当者が出席し、中国側からは研究機関の専門家が参加しました。

中国外務省によりますと対話の中では、海水サンプルなどの長期的な国際モニタリングの取り決めなどが話し合われたということです。

専門家間の対話は、日中両政府が2024年9月に中国による日本産水産物の輸入規制を段階的に緩和する方針で合意して以降、初めてです。

岩屋外相は12月24日に中国を訪問し、王毅政治局委員兼外相と会談する方向で調整していて、日本産水産物の輸入再開も議題となる見通しです。

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