アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)は、来年の利下げ予想を2回に引き下げました。これを受けて、ダウ平均株価は1100ドル以上下落し、およそ50年ぶりに10日続落となりました。

 FRBは、来年の利下げ回数の予想について、アメリカ経済が底堅いことなどから9月予想の4回から2回に引き下げました。

 FRBが今後の利下げのペースを緩やかにする見通しを示したことから、市場では景気の先行きに対する警戒感が広がりました。

 ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は急落し、全面安の展開となり、前の日に比べて1123ドル安い4万2326ドル87セントで取引を終え、およそ50年ぶりの10営業日続落となりました。

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