韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領に対する弾劾が妥当かを判断する審判が、12月27日から始まることになりました。
ソウル市内では16日夜、尹氏への抗議集会が開かれ、約2000人が憲法裁判所を目指して行進しました。
参加者は「最も重要なことは憲法裁で本当に賢明な決定を下してほしい」と話していました。
弾劾を求める声が高まる中、憲法裁判所は16日、尹大統領の弾劾が妥当かを判断する審判について、最初の弁論手続きを27日に行うと発表しました。
憲法裁判所は審理中の他の案件よりも「最優先で審理する」と表明していて、韓国メディアは早ければ2025年2月にも結論が出る見通しと伝えています。
一方、尹大統領の捜査も進んでいて、警察などの合同捜査本部は尹氏に、18日に出頭するよう要請した他、韓国メディアは検察も再び出頭を要請していると伝えていて、応じない場合、拘束令状を請求する可能性もあるとしています。
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