北朝鮮メディアは16日、韓国の尹錫悦大統領に対する弾劾訴追案が可決されたことを初めて報じました。
労働新聞は16日、アメリカの操り人形を意味する「かいらい」という言葉を使い「14日、尹錫悦かいらいに対する弾劾案が可決された」と報じました。
尹大統領は12月12日、「北朝鮮のハッキングを受けた選挙管理委員会のシステムを調査しようとした」などと非常戒厳の正当性を訴える談話を発表しています。
記事ではこの談話発表について「偽りとごり押しで仕組まれた詐欺劇を繰り広げた」とし、「政界と社会のより一層激しい反発と怒りを引き起こした」と非難しています。
一方、韓国や尹大統領への批判のトーンは抑えられていて『敵国』とみなした韓国の情勢を距離を置いて見守る姿勢をみせています。
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