韓国での非常戒厳をめぐり、4人目の逮捕者が出ました。

韓国メディアは14日、検察が呂寅兄(ヨ・インヒョン)国軍防諜司令官を内乱の重要な任務を担った疑いなどで逮捕したと伝えました。

呂司令官は、12月3日の非常戒厳で国会と中央選挙管理委員会に戒厳軍の兵士を送り与野党代表らの逮捕や選挙管理委員会のサーバーの確保を指示した疑いが持たれています。

これまで非常戒厳を進言したとされる金龍顕(キム・ヨンヒョン)前国防相が検察に逮捕されたほか13日には内乱の重要な任務を担った疑いで、趙志浩(チョ・ジホ)警察庁長官と金峰埴(キム・ボンシク)ソウル警察庁長官の2人が警察に逮捕されていて、非常戒厳を巡る逮捕者はこれで4人目です。

弾劾訴追案が14日に可決された尹大統領への捜査も本格化しています。

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