韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾訴追案の採決が迫る中、支持率は過去最低の「11%」まで落ち込んでいます。

韓国の世論調査会社「韓国ギャラップ」は、12月10日~12日まで実施した調査の結果、尹大統領の支持率が前の週から5ポイント下がり、就任後最低の「11%」になったと発表しました。

尹大統領の弾劾については「賛成」が75%、「反対」が21%と弾劾「賛成」が「反対」を大きく上回っています。

国会では、13日午後2時に尹大統領の弾劾訴追案が報告され、「共に民主党」など野党は、14日夕方にも採決を行いたいとしています。

一方、韓国の警察は13日、尹大統領の逮捕状請求を「内部的に検討している」と明らかにしました。

合同捜査本部が、尹大統領に対し必要な捜査を進めているとしていて、大統領の出頭要請なども検討しているということです。

韓国メディアは、警察が11日、大統領府の捜索に着手した際、捜索令状に内乱の疑いなどで尹大統領を容疑者と明記したと伝えています。

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