ECB=ヨーロッパ中央銀行は12日に金融政策を決める理事会を行い、預金金利を0.25%引き下げ3%とすることを決めました。
ECBは、インフレの見通しや金融政策の影響力の評価などに基づき、預金金利など主要な政策金利の0.25%引き下げを決めたと発表しました。
預金金利は金融機関がECBに資金を預る際の金利で、利上げや利下げを通して金融政策の舵取りを行います。
利下げは3会合連続で、預金金利は3%となります。
ECBのクリスティーヌ・ラガルド総裁は会見で「0.5%を検討すべきだという議論もありましたが、最終的には0.25%が妥当だという意見でまとまりました」と述べていて、2025年の追加利下げの可能性に含みを残しました。
インフレ抑制が見込まれるなか、ドイツやフランスの政情不安に加えてトランプ次期大統領の就任で貿易摩擦が予想されるなど、ヨーロッパの経済の見通しは依然として不確実性の高い状態が続いています。
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