シリアのアサド政権崩壊を受け、ジャラリ首相は9日、反対勢力「シリア解放機構(HTS)」の指導者ジャウラニ氏と会談しました。

ロイター通信などはHTSが暫定政権を樹立する方針だと伝えています。

HTSは首相との会談で「権力移譲」について協議したと発表しましたが、詳細は不明です。

中東メディアによりますと、北西部イドリブ県を率いていた地元統治機構のムハンマド・バシル氏が暫定政権のトップを務める見通しです。

ロシアに亡命したアサド前大統領は平和的な手段での権力移譲を指示したとされていますが、権力移譲が円滑に進み、政権崩壊後の混乱を早期に収拾できるかどうかは不透明です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。