アメリカのトランプ次期大統領は12月7日、反政府勢力の攻勢が強まるシリアについて、アメリカが介入すべきではないとの考えを示しました。
トランプ次期大統領は自身のSNSで、アサド政権の後ろ盾となってきたロシアについて「ウクライナ侵攻で60万人以上の兵を失い、反体制派の進軍を止めることができていない」と指摘しました。
そのうえで「シリアは混乱しているが我々の友人ではない。アメリカは、シリアに関わるべきではない」と訴えました。
シリア情勢をめぐっては、反政府勢力が主要都市の制圧を宣言するなど首都ダマスカスに向けてアサド政権に対する攻勢を加速させていて、緊迫した状況が続いています。
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