韓国の「非常戒厳」を巡り、7日夕方、弾劾訴追案の採決を前に尹大統領が、国民に向けた談話を発表しましたました。その全文です。
■談話全文(日本語訳)■
尊敬する国民の皆様、私は12月3日夜11時を期して非常戒厳を宣布しました。
約2時間後の12月4日午前1時頃、国会の戒厳解除決議によって軍の撤収を指示し、深夜の閣議を経て戒厳を解除しました。
今回の非常戒厳令の宣布は、国政の最終責任者である大統領としての切迫さから始まりました。しかし、その過程で国民に不安と不便をおかけしました。大変申し訳なく思い、大変驚いた国民の皆様に心よりお詫び申し上げます。
私は今回の戒厳宣言と関連して法的?政治的責任問題を回避しません。国民の皆様、再び戒厳が発動されるという話がありますが、はっきりと申し上げます。 第二の戒厳のようなことは決してないでしょう。
国民の皆様、私の任期を含め、今後の政局安定策は我が党に一任します。今後の国政運営は、我が党と政府がともに責任を持って行っていきます。
国民の皆様にご心配をおかけしたことを、もう一度頭を下げてお詫び申し上げます。
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