韓国の尹錫悦大統領の弾劾訴追案があす、採決される見通しとなりました。可決には、野党に加えて与党から少なくとも8人の賛成が必要です。

韓国最大野党「共に民主党」は5日、非常戒厳を宣言した尹大統領に対する弾劾訴追案について、あす午後7時ごろに採決される見通しになったと明らかにしました。

可決には、野党に加えて与党から少なくとも8人の議員の賛成が必要です。可決されれば大統領権限は停止され、憲法裁判所が罷免するかどうかを180日以内に判断することになります。

一方、韓国KBSテレビは、尹大統領が非常戒厳を宣言する直前の3日午後10時に閣議が緊急招集されていたと報じました。「出席者の多くは反対したり、懸念を示したりしたものの、尹大統領が押し通した」とも伝えています。

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