アメリカ・オクラホマ州で目撃されたのは、走行中のバスの運転手にパンチし、つかみかかっていく男。

4月20日、踏切で停まっていたバスの車内。
乗客の男が運転手に近づいていく。

バスのドアをたたきながら、運転手に何かを訴える男。
しかし、運転手はそのままバスを発進させる。

すると男は声を荒げ、運転手に向かって叫ぶと、いきなり運転手の顔をめがけてビンタ。

腕を引っ張って運転席から引きずり出そうとするが、運転手も抵抗してもみ合いに。

運転手は、殴られながらもハンドルを握ろうとするが、顔を手で押さえつけられ、床に押し倒されてしまった。

そのまま進んでいくバス。
乗客が、2人の間に割って入ろうとするが、視線は2人ではなくバスの前方へ。

何とか男を運転手から引き離した瞬間、バスが建物に衝突。
道路から道をそれて、建物の壁にぶつかった。

運転手を殴ったのは、タイロン・ハリソン容疑者(23)。

バスの窓から逃げ出したが、まもなく逮捕された。

なぜハリソン容疑者は突然、運転中の運転手に殴りかかったのか。
それは「停留所の手前で降ろしてくれなかった」という、あまりにも身勝手な理由だった。

ハリソン容疑者は、停留所ではないところで「ここで降ろしてほしい」と運転手に要求。

運転手は「規則で次の停留所までは、降車させることはできない」と拒否。

バスを発進させたところ、ハリソン容疑者は激怒し、怒りのまま運転手に暴力をふるったという。

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