韓国の崔相穆(チェ・サンモク)・経済副首相兼企画財政相は4日、記者会見し「政府はどのような状況でも経済と企業の経営活動、国民の日常生活に影響を及ぼさないよう、経済懸案の解決に最善を尽くす」と強調した。尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が3日夜に「非常戒厳」を宣布した後、4日に解除したが、国民の間には政局混迷への懸念が広がっている。
尹氏が「非常戒厳」を宣布した直後、混乱への警戒から対ドルで一時1ドル1440ウォン台と2022年10月以来のウォン安・ドル高水準をつけた。崔氏は「韓国経済の状況に対する懸念を緩和するため、国際格付け会社、米国など主要国、国内の経済団体、金融市場と緊密に意思疎通し、迅速に状況を共有する」と述べた。【ソウル福岡静哉】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。