アフガニスタン東部で水利事業を進めている福岡市の非政府組織(NGO)「ペシャワール会」と現地組織は3日、アフガン東部ナンガルハル州に建設中の用水路で通水式を開いた。現地代表だった中村哲医師=当時(73)=の殺害事件から4日で5年。出席した村上優会長は「事業は全て引き継ぐことができましたと報告したい」と語った。
同州ナージアン地区のモラヘイル用水路で、事業は事件後、アフガン人スタッフらの手で進められている。現地組織「PMS(平和医療団)」によると、建設は今年4月に始まり、長さは約2キロ。2026年9月の完成を目指している。(共同)
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