熊本県立大学は国際人材の育成に向け2026年度から文学部の一部の学科を変更すると発表しました。
【熊本県立大学 堤 裕昭 学長】
「2026年度から文学部『英語英米文学科』を『グローバル・スタディーズ学科』に改組します」
熊本県立大学は2日の会見で、国際的な人材育成に向け現在の『英語英米文学科』を『グローバル・スタディーズ学科』に2026年度から変更すると発表しました。
新たな学科では専門科目の約7割の授業を英語のみで実施するほか、学年ごとに「TOEIC」の目標スコアを設定。また、異文化理解やグローバル・メディアなどを学ぶ科目を設け、異なる背景を持つ人々の考え方や文化・歴史に関わる世界の課題を英語で議論し発信する能力を育成するとしています。
募集定員は1学年45人程度で来年4月、文部科学省に学科の変更を届け出る予定です。
会見で堤 学長は「TSMCの進出などをきっかけに熊本も国際化が進んでいる。国際的な人材を育成していきたい」と意気込みを語りました。
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