北欧のグリーンランドで拘束された反捕鯨団体「シー・シェパード」の創設者の男について、15日までに日本への引き渡しの是非が判断される見込みであることが分かりました。
「シー・シェパード」の創設者、ポール・ワトソン容疑者(74)は2010年に日本の調査捕鯨の監視船の航行を妨害するよう仲間に指示したなどとして、7月21日にグリーンランドで拘束されました。
日本政府はワトソン容疑者の身柄の引き渡しをデンマーク司法省に求めています。
グリーンランドの裁判所は今月2日、デンマーク司法省の判断を待つため、5日までだったワトソン容疑者の勾留期限を18日まで再び延長しました。
シーシェパード・フランスは「デンマーク司法省から今月15日までに何らかの判断を下すと連絡があった」と発表していて、近く、引き渡しの是非が明らかになる見込みです。
ワトソン容疑者は容疑を否認していて、釈放を求めています。
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