イスラエル政府は、タイなどでテロの脅威が高まっているとして、東南アジアに滞在するイスラエル人に警告を出しました。タイにある日本大使館も注意を呼びかけています。

イスラエル政府は先月30日、東南アジア、特にタイに滞在するイスラエル人に対し、テロの脅威が高まっているとして、公共の場所を警戒したり、イスラエル人と特定されるものを隠したりするよう警告をしました。

イスラエルの国家安全保障会議は、声明で「ここ数週間の間にタイのテロ組織による脅威が確認された」としたうえで、先月、UAE=アラブ首長国連邦でユダヤ教指導者が死亡した事件の容疑者が「さらなるテロを計画しているとの情報もある」としています。

タイにある日本大使館は2日、「観光施設や宗教関連施設はテロの標的となりやすく、常に注意が必要だ」として、在留邦人や日本からの渡航者に対し、最新の治安情報を入手して安全対策を講じるよう呼びかけています。

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