プラスチックごみによる環境汚染に対処するための国際条約をつくる政府間交渉委員会が開かれましたが、プラスチックの生産量の規制をめぐって意見の隔たりが埋まらず、条約案への合意は先送りとなりました。

バジャス議長
「私たちの仕事は完成にはほど遠い」

交渉委員会は、プラスチックによる環境汚染に対処するために法的拘束力を伴う国際条約をとりまとめるのが目的です。5回目となる今回は、先月25日に韓国・釜山で開幕し、最終会合の位置づけでした。

しかし、プラスチックの生産量の規制をめぐって各国の意見の隔たりが大きく、調整は難航。きのう夜に始まった最後の全体会議で、条約案への合意を先送りすることが決まりました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。