景気の低迷が指摘される中国で、日本の家具・日用品大手の「ニトリ」が積極的に出店しています。105番目となる店舗を上海にオープンしました。

 ニトリが29日に上海で開店したのは、中国大陸で105番目となる店舗です。

 中国では景気が冷え込みつつありますが、品質と価格が厳しく問われるいまこそ、日本で経験を積んだニトリにはチャンスだとみています。

ニトリホールディングス 白井俊之社長
「(消費者が)しっかり商品を吟味しながら買う時期になっている。非常にチャンスがあるのは間違いない」

 この出店で上海市内は20店舗になるといい、白井社長は「人口規模からみれば、上海には100店舗くらい最終的には出せるのでは」と見通しを語りました。

 新店舗では、ペット用品などほかの店にはない品ぞろえも試し、中国での売り方を探っていきたいということです。

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