ロシアの隣国ジョージアの首相が「EU=ヨーロッパ連合への加盟交渉を4年間停止する」と表明し、抗議活動が広がっています。

首都トビリシでは、コバヒゼ首相の決定に抗議する親EU派の市民がデモを行い、一部が警察と衝突しました。

ジョージアは去年、EU加盟候補国となりましたが、6月にロシア寄りの与党主導で、外国の資金提供を受ける団体を規制するいわゆる「スパイ法」が成立。EUは批判を強め、加盟手続きは事実上、停止していました。

先月の議会選挙では与党が勝利し、首相は再任されましたが、早期のEU加盟を求める野党側は選挙の不正を主張し、対立が深まっています。

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