欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、来年1月に発足するトランプ次期米政権との貿易摩擦を避けるため、欧州各国が米国製品の購入を拡大すべきだとの考えを示した。28日に公開された英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューで述べた。
ラガルド氏は「貿易戦争になれば、米国が関税引き上げの標的にした国だけでなく、全ての国にマイナスになる」と指摘し、報復の応酬よりも、交渉を通じた解決が重要だと強調した。欧州が購入を拡大する余地がある米国製品として、液化天然ガス(LNG)や防衛装備品を挙げた。(共同)
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