石破茂首相は28日、首相官邸で国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の清田明宏保健局長と立憲民主党の阿部知子衆院議員と会談し、イスラエルからの攻撃で深刻な人道危機に陥っているパレスチナ自治区ガザ地区への支援について意見交換した。
動画でガザの状況を説明した清田氏らに対し、首相は「東京大空襲の何倍もの爆弾が落とされ、心が痛む。日本はそこから復興した国なので(支援を)続けていかなければいけない」「UNRWAの活動は継続しなければならない」などと述べた。会談後、清田氏と阿部氏が記者団に明らかにした。
首相は27日に国民民主党の玉木雄一郎代表と会談したばかり。野党議員と官邸で連日、面会するのは異例だ。【内田帆ノ佳】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。