中国ではサプライチェーンの博覧会が開幕し、関税の引き上げに言及したトランプ氏について、強気の発言が相次ぎました。

中国・北京でのサプライチェーンの国際協力の強化を目指す博覧会には、620社余りが参加しました。

会場には、中国企業だけでなくアップルやテスラなど、海外企業も多く参加しています。

医療器具などを製作できる3Dプリンターを開発・販売する中国企業は、アメリカなどにも輸出していますが、トランプ氏の関税引き上げなどについて「対応できる」と自信を見せました。

3Dプリンター製造企業 担当者:
今は心配していない。海外メーカーの商品より、かなりコスパがいいので。

来場者からも「価格に影響はあるけど、コスト削減で対応していけばいい」「『一帯一路政策』などで取引相手はたくさんいる。今の中国は強くなったから恐れなくていい」などと一定の影響を認めたものの、強気の発言が相次ぎました。

中国の韓正国家副主席は、開会式で「中国は開放と協力を堅持し、世界のサプライチェーンの安定を各国と守る」と強調しました。

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