イラン外務省は24日、イランとイギリスなどヨーロッパ3カ国が核開発問題などを話し合う次官級協議を開催すると発表しました。
イラン外務省の報道官は24日、イランがイギリス、フランス、ドイツとの外務次官級の協議を11月29日に開催すると発表しました。
協議では、イランの核開発問題のほか、パレスチナ、レバノンなど中東情勢についても話し合われるとしています。
イラン核合意は、イランが核開発を制限する見返りに、欧米が経済制裁を解除するもので、2018年にアメリカが離脱して以降、機能不全に陥り、イランはウラン濃縮などの核開発を進めています。
イランに強硬姿勢を示すアメリカのトランプ次期政権が2024年1月に発足するのを前に、イラン側が欧米との対話を探る動きとみられますが、核開発を巡って双方の主張はかけ離れていて、協議の進展は不透明です。
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