ラオスで酒を飲んだ外国人観光客が相次いで死亡し、有毒のメタノールが混入していた可能性があるとみて現地当局が捜査しています。
AP通信などによりますと、ラオス中部バンビエンの宿泊施設で振る舞われた酒を飲むなどして、オーストラリア人などの観光客が相次いで病院に搬送され、これまでに6人が死亡しました。
酒には有毒のメタノールが混入していた可能性があるということです。
施設の経営者は、ラオス産のウオッカを100人以上に提供したとした上で、他に体調不良を訴えた人はいないと説明しています。
バンビエンはバックパッカーに人気の川沿いの観光地で、ラオス政府は、「外国人観光客が死亡したことを深く悲しんでいる」との声明を発表、警察が宿泊施設のオーナーらを拘束し、捜査を進めています。
また、ラオスにある日本大使館は自家製アルコール飲料の摂取を避け、酒瓶の改ざんや偽造の形跡に注意するよう、呼びかけています。
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