トランプ次期米大統領は23日、農務長官に保守系シンクタンク「アメリカ第一政策研究所」所長のブルック・ロリンズ氏を指名すると発表し、来年1月に発足する次期政権の主要閣僚が固まった。トランプ氏が目玉政策の関税強化を導入すれば、報復として相手国が米農産物への関税を引き上げる懸念があり、農務長官は難しい調整を担う可能性がある。
閣僚人事は上院での承認が必要。5日の上院選で共和党は多数派を奪還している。関税政策を主導する通商代表部(USTR)の代表人事は調整が続いている。
ロリンズ氏はテキサス州出身。第1次トランプ政権では、内政政策を統括する国内政策会議の委員長を務めた。(共同)
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