アメリカのトランプ次期大統領が有罪評決を受けていた、不倫の口止め料を不正に処理した事件の裁判で、来週26日の量刑の言い渡しが延期されました。
この裁判は、トランプ氏が不倫関係にあったとされるポルノ女優に支払った口止め料を「弁護士費用」と偽り、業務記録を改ざんした罪などで2024年5月に有罪評決を受けたものです。
トランプ氏が次期大統領になったことで弁護側が「免責特権がある」と主張していたところ、裁判所は22日、来週26日に予定していた量刑の言い渡しを延期し、弁護側に12月2日までに「裁判の取り下げ」の申し立てをすることを認めました。
また検察側には、それを受けた回答を12月9日までに提出するよう求めています。
検察側は大統領の任期終了後の言い渡しも含めた提案をしていて、裁判所が最終的にどう判断するのか注目されています。
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