ウクライナが、アメリカに供与された射程の長いミサイル「ATACMS」を使い、初めてロシア領内を攻撃したと報じられました。

これはウクライナメディアが19日、軍の関係者の話として伝えたもので、ウクライナ軍はロシア西部ブリャンスク州カラチェフの近くにある軍事施設を攻撃したということです。

一方、ロシア国防省もウクライナ軍が「ATACMS」を使用してブリャンスク州の軍事施設を攻撃したと発表しました。

ミサイル6発が発射され、うち5発を撃墜したほか、1発は破片が施設に落下し火災が発生したということです。死傷者は出ていないとしています。

ATACMSをめぐっては、アメリカのバイデン大統領が17日、ロシア領内への攻撃に使うことを限定的に認めたと報じられていました。

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