ドイツのショルツ首相とロシアのプーチン大統領の電話会談を受け、これ以上、ヨーロッパの首脳がプーチン大統領に電話しないようフィンランドの外相が求めました。
フィンランドのバルトネン外相は17日、ドイツのテレビ局のインタビューで「最も重要なのはヨーロッパの首脳らが注目を集めるためにプーチン大統領に電話するようなことは許されないということを理解することだ」と語りました。
そして、プーチン大統領との電話会談は、「何の成果もたらさない」として、「アメリカやウクライナと協調した対応を取ることが必要だ」と述べました。
15日に行われたショルツ首相とプーチン大統領のおよそ2年ぶりとなる電話会談を受け、ウクライナのゼレンスキー大統領はショルツ首相は「パンドラの箱を開けた」などと批判していました。
ショルツ首相は17日、電話会談について釈明し戦争についてプーチン大統領の考えに変化の兆しは見られなかったなどと述べ、「ヨーロッパ最大の支援者としてウクライナ支援を続ける」とともに「ウクライナの頭越しに決定が下されることはない」などと説明しました。
一方、イギリスのスターマー首相は「プーチン大統領と話す予定はない」と語りました。
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