来月、ノルウェーのオスロで開かれるノーベル平和賞の授賞式に合わせて現地で証言する被爆者の小倉桂子さんがきょう、意気込みを語りました。

【被爆者小倉桂子さん】「またとないチャンス。私たちは、他のたくさんの被爆者は世界に伝えたい」

8歳のとき爆心地から2.4キロで被爆し、英語で証言を続けてきた小倉桂子さん。
日本被団協の受賞が決まっているノーベル平和賞の授賞式などに招待されていて、来月11日にノーベル平和賞記念フォーラムで被爆証言する予定です。

【被爆者小倉桂子さん】「私たちが頑張ったら核兵器はもう無くなるとずっと思ってきました。核兵器と通常兵器の違いはこんなに違うとそれを伝えてきたつもりですのに現状。そして今、それを脅しに使われている。こんなことがあっていいものかしらと思いました。だからヨーロッパに行きます」

小倉さんは現地の若者にも被爆証言を行うということです。

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