スペイン北東部の老人ホームで火災が発生し10人が死亡、2人が重体です。地元メディアは、たばこの不始末で酸素吸入器に引火した可能性を報じています。

 スペイン北東部のサラゴサで15日早朝、老人ホームで火災が発生し、住人の10人が死亡、2人が重体となっています。

 地元メディアによりますと、火元は入居者の室内とみられ、防火扉が機能して延焼は防いだものの、煙が建物内に充満して被害が拡大したということです。

 また、出火原因についてはたばこの不始末で、吸い殻の火が酸素吸入器に引火した可能性があると報じています。

 出火当時、この老人ホームには認知症を患う高齢者や精神障害者ら、合わせて69人が暮らしていたということです。

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