台湾の頼清徳総統がアメリカのハワイなどを経由して太平洋の島しょ国への訪問を計画しているとの報道について、中国外務省の報道官は「断固反対する」と述べ、強く反発しました。

ロイター通信によりますと、台湾の頼清徳総統は数週間後に太平洋の島しょ国を訪問する計画があり、その際、アメリカのハワイに立ち寄る予定があるということです。

また、グアムへの立ち寄りも検討されているということです。

中国外務省 林剣報道官
「台湾の指導者がアメリカを経由することについて、我々はアメリカ側の手配に一貫して断固反対する」

今回の報道について、中国外務省の林剣報道官は「台湾当局がいわゆる国交国を利用して政治的操作を行い、独立を図る挑発行為は無駄だ」と述べて強く反発し、アメリカ側にトランジットを認めないよう求めました。

また、「台湾独立勢力に誤ったシグナルを送ることなく、実際の行動で中米関係や台湾海峡の平和と安定を維持するよう促す」として、アメリカ側をけん制しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。