アメリカのバイデン大統領は、APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に出席するためペルーの首都リマに到着しました。石破総理大臣や中国の習近平国家主席との会談も予定しています。

 リマに到着したバイデン大統領は、15日から2日間にわたって開かれるAPEC首脳会議に出席するほか、石破総理大臣との初めての会談を予定しています。

 また、16日には大統領として最後となる中国の習主席との会談に臨みます。

 アメリカ政府の高官は、この4年間の「バイデン外交」の成果を振り返り、首脳レベルの意思疎通のルートを確保する重要性を改めて強調する機会になるとしています。

 また、中国によるロシアへの支援は「次期政権にとっても継続的な課題だ」との見方を示し、中国側に懸念を表明するということです。

 専門家からはバイデン氏がレームダック化したことで、大きな成果は期待できず、習主席がより脚光を浴びる機会になると指摘する声も上がっています。

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