ペルーの首都リマで開かれたAPEC閣僚会議=14日(経産省提供)

 日本や米国、中国など21カ国・地域でつくるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の閣僚会議が14日(日本時間15日)、南米ペルーの首都リマで閉幕した。来年1月に米大統領に返り咲くトランプ氏が掲げる関税引き上げなど保護主義的な機運の台頭に対抗しようと、自由貿易の促進を確認した。閣僚声明をまとめる。

 トランプ氏は米大統領選で、米国への全輸入品に10~20%、中国からの輸入品には60%の関税を課すと主張していた。

 一方、APECは貿易・投資の自由化や円滑化を推進しており、15~16日に開かれる首脳会議でも参加国が同様の立場を表明する見通しだ。(共同)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。